しばしば聞く表現で「東京ドーム何個(杯)分」がある。
まったく想像がつかない。東京ドームを実際に見たことがないので、余計に分からない。見たことがある大阪ドームに置き換えても想像がつかないということは、ドーム換算はもともと分かりにくいものなのであろう。
「日本のビールの消費量は東京ドーム○○杯分で…」。分からない。
これを使う側はドームの容量を知っており(東京ドーム:約124万立方メートル/大阪ドーム:約120万立方メートル)、割り算で安易にその表現方法に頼りきっているものと推測する。表現される側のことを何も考えてはいない。
もっと分かりやすい表現に改めて欲しい。私的には「小錦何人分」とかの方が分かりやすい。それでは分かり難い方のために、そのバリエーションを列挙してほしい。「猪木何人分」「馬場何人分の高さ」(高さは馬場で)。組み合わせもお願いする。「小錦50人と若島津2人分」とか。これなら、他の力士の組み合わせにより、かなり細かい数字まで表現できます。
まあ、いずれにしても分かりにくい。
2006.06.13 / JUN
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